スーパームーンの日に大地震とネットで騒がれる。が、そんなことはない。私は潮汐と地震の関係を調べた。確かに大地震の9割は潮汐の特異な日に発生していた。それは大潮のあと、日々の満潮位が下がり始めた日などだ。干潮位があがりはじめた日もある。3月、そんな大地震がくるあぶない日は8割近くあった。大地震が起きるのはスーパームーンだけでない。個別にみていこう
(気象庁の図から加工)
宮城県鮎川の潮汐から
3/10 干潮位があがりはじめ
12-21日 いろいろ
23-27 満月の前後
29-30 大潮の前後
今月はあまりに多い。それは潮汐力が分散されることを意味して、強い地震は起こりにくいだろう。強い地震が発生するのは、同じ潮位の後で14日頃だ。それまで第2満潮の高さが3/4から9日ほどほぼ一定だったが、その日より下がる。もう一つは3/27だ。それまで4日間、満潮位があまり変動がなかったが、その日に上がった。満月すぎでもある。両日は地震が強くなるため、用心しよう。
3月はスーパームーンでなく、ワームムーン(3月の満月)と呼ぶ。今月はその3月25日に月食になる。今月は地震が多そうではある。