平成の次、新しい元号は「令和」でした。万葉集の「巻五 梅花の歌三十二首併せて序」の「初春の令月にして、気淑く和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」に由来します。5月1日から変わります。
令和は不安定な時代を予感させます。私は選定を誤ったとは考えません。その時代にふさわしい名であることが望ましいのです。不安な時代なのに、元号だけ希望に満ちると、違和感がつのります。
前回、令「れい」和は秩序がないことで日本に混乱が生じると予見しました。この元号の由来は、万葉集の梅花の歌です。「初春の令月にして、気淑く和ぎ」は歌の前1/3です。それは令和の時代の前半に起きることでしょう。
残りの期間に何が起きるか? 歌から読み解きます。
「梅は鏡前の粉を披き」
これは「梅は鏡の前に置かれた美女がつける白粉のように咲き」という意味です。「梅」の象徴をもつ人物は、誰でしょう。「鏡」は神戸出身の霊能者です。かつて有名なチャネラーでしたが、霊能力を悪用して、犯罪者と共に人をいたぶり、嫌われました。今は生きているの死んでいるのかすら定かではありません。「粉」は知りません。大阪では「こなもん」というので、たこやきの粉と関係するのでしょう。神戸から大阪にかけての出来事が書かれてます。ずばり、西神戸地震です。梅が人物を指すなら、梅が咲く3月に起きるという予言ではないかもしれません。
「蘭は珮後の香を薫らす」
意味は、「蘭の花は中国風に着飾った人のような香りを薫らせる」です。「蘭」は最近はみかけませんが、江戸遊女のように着飾った派手な女性です。彼女の住む地域の出来事を暗示します。どこか? 「香」は愛知の人です。「薫」もそんな仕事をする人は愛知と関係があると書いてました。愛知の大地震の予言です。
そうそう「月」は東京をさします。「まあるい大きなお月様」は東京の象徴です。「令月」は東京地震をさすのでしょう。
これで序の解読は終わりです。どうやら歌には地震が起きる地域がシンボルで記されてました。
まとめます。東京地震が起きたあと、西神戸、愛知県で大地震とつづきます。
ただ「令和」はそれだけで終わるとは思えません。序は4年以内に起きることです。天皇はお若く、愛知大地震のあとまもなく崩御されることはないでしょう。長寿を全うされると考えます。このあとは
「天平二年正月十三日に、師(そち)の老(おきな)の宅(いえ)に萃(あつ)まりて、宴会を申(ひら)く。時に、初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やから)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後の香を薫らす加以(しかのみにあらず)、曙の嶺に雲移り、松は羅(うすもの)を掛けて蓋(きにがさ)を傾け、夕の岫(くき)に霧結び、鳥はうすものに封(こ)めらえて林に迷(まと)ふ。庭に新蝶舞ひ、空には故雁帰る。
ここに天を蓋とし、地を座(しきゐ)とし、膝を促(ちかづ)け觴(かづき)を飛ばす、言(こと)を一室の裏に忘れ、衿を煙霞の外に開く、淡然と自ら放(ひしきまま)にし、快然と自ら足る。若し翰苑(かんゑん)にあらずは、何を以ちてか情(こころ)を述べむ。詩に落梅の篇を紀す。古と今とそれ何そ異ならむ。宜しく園の梅を賦して聊(いささ)かに短詠を成すべし。」
曙は相撲取りで、ハワイ出身でした。「曙の嶺に雲移り」はハワイで地震か噴火とします。「松は羅を掛けて蓋を傾け」の「松」は三保の松原でしょう。東海の地震です。「夕の岫に霧結び」は富士山で地震でしょう。「鳥はうすものに封こめられて林に迷ふ」は「林」が長野で、長野地震です。「庭に新蝶舞ひ」は「蝶」が高槻あたりなので、高槻かナンバ地震でしょう。
地震は東京、西神戸、愛知とつづきます。それからハワイで噴火か地震。東海、富士山、長野、高槻(ナンバ)という順です。万葉集らしく大自然の変遷が描かれてました。
「令和」は都市を襲う地震が多い時代になりそうです。それが令和の予言です。これらが令和の時代の前半です。残りはまたの機会にします。ここを読みに来てください。いつか書き記します。
2019年04月04日
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